コラム 世界の食事情 パナマ編

今回はパナマを紹介します。パナマといえばパナマ運河で有名な中米と南米を結ぶ場所に位置する国です。首都パナマシティーは、高層ビルが立ち並び、中米初の地下鉄が開通するなど経済発展が著しい街です。国際的な金融の町でもあるので日本料理をはじめ世界各地の料理を提供するレストランが充実しています。

一方、パナマシティの旧市街 カスコ・ビエホ パナマシティには小さいながら、カラフルでとてもかわいい旧市街があります。レストランやカフェが立ち並ぶなか、ふらふらと食べ歩きをするのがとても楽しいです。

パナマのグルメ

目次

特にパナマらしいグルメといえば、骨付きの鶏肉やイモなどが入った塩スープの「サンコーチョ」で、これは国内のどこでも食べられているパナマの国民食ともいえる料理です。また、「ペスカド・フリート」魚のフライで、衣をつけずにサバなどをそのまま素揚げしたものです。パナマ料理は、中米と南米の両方の影響を受けています。

地元の海鮮料理「セビーチェ」

旧市街のすぐ隣にある魚市場で、海鮮料理セビーチェを堪能できます。セビーチェとは、魚介類と刻んだタマネギ、コリアンダー、トマトをレモン汁で〆た白身魚などのマリネです。セビーチェは日本人の舌にも合う料理です。

 

 

 

冬でもおいしいパナマのジェラード

美味しいと評判のジェラート屋さんでジェラート。これはパッションフルーツ&マンゴーと、レモンミントのジェラートですね。パナマは12月でもとても暑いので、冷え冷えのジェラートが嬉しい!

 

 

 

作り立てのビール

作りたてのビールが飲めるマイクロブリュワリーに移動してしまいました。このお店はホワイトビールからダークビールまで4種類のビールを作っていて、注文前に全部試飲ができるんですよ。太っ腹。わたしはホップの香りが高いホワイトビールを注文しました。

 

 

パナマ産のカカオ

オシャレなカフェで、パナマ産カカオを使ったホットチョコレート。現地好みのゲキ甘です。

 

(2013)

 

ひとりごと

パナマと言っても運河しか思いつかない場所ですが、旧市街には昔からの伝統が色濃く残っていて楽しい場所だと思います。隣国のコスタリカには、熱帯特有の多様な野生動物が生息していて目が離せないエリアです。(今井雅浩)