コラム 世界の食事情 アメリカ編

クリスマスが近づいてきて、イルミネーションを飾ったりとアメリカの街は賑わいを見せています。 今回は、アメリカのお菓子を紹介したいと思います。

アメリカのお菓子

目次

アメリカのお菓子と言えば、なんと言っても色がすごいです。

味はひとまず置いといて、見た目、そして量が重視のように感じます。

クリスマスが近いのもあり、スーパーではカップケーキやキャンディ、チョコレートが可愛く店内に飾られています。見ている分にはかわいいのですが、味は…どれも甘みがすごく強いです。

お菓子コーナーを歩くと、目を引くものがちらほら。配線グミに芋虫やネズミ型グミ。一体誰がこれを食べるのかと思っていたけれど、遊園地で小学生の男の子たちが食べていました。やっぱり子どもはこういうのが好きなんですね。キャンディも、もちろんカラフルで味は甘過ぎます。舐めていると、舌や歯に色がうつるのでお出かけ前は要注意ですね。

そして、とってもデコレーションの派手なケーキ。

キャラクターものから、自分で好みのトッピングを選んでオーダーするオリジナルケーキもあります。小さい子どものいる家庭では、誕生日会前にオーダーして友達みんなで食べるそうです。

アメリカのケーキには生クリームが使われていることはほとんどありません。たいていチョコレートクリームやバタークリームなどでコーティングされています。

写真のJell-o(ジェロー)は 、アメリカの代表的なゼリー。Jell-oのゼリーは、固めのゼリーで意外とおいしいのです。

余談ですがJell-oは商品名なのですが、アメリカではゼリー全般をさす言葉として使います。以前「お菓子だとゼリーが好きだよ~」と言う話をアメリカ人としていたら、何故か話が噛み合わなくなり後に調べてみると、ゼリー=ジャムの意味になると知ったのでした。それくらいJell-oのゼリーはアメリカ人に浸透しているんですね。

アメリカのスーパーマーケット

アメリカコロラド州では、Walmart 、Safeway、Whole Foods、そしてKing Soopers などが主なスーパーマーケットとして地域の人々に愛用されています。各スーパー違った特徴があるので、少しだけ紹介したいと思います。

まず、Walmart。日本にも進出しているので知っている方の多いアメリカ系スーパーではないでしょうか。世界15カ国に企業展開し、世界最大の売り上げを誇っています。Walmartは、とにかく量と安さが売りです。そして店舗の広さも魅力的。

次はSafeway、オーガニック食材やベーカリー、アルコール類も豊富で値段もお手頃。レジで無料のメンバーズカードを作ると少し値引きされます。

Whole Foodsは、アメリカを中心にカナダ、イギリスで店舗展開をしている、オーガニック食材が中心の、やや高級志向のスーパーマーケットです。値段はやや高めですが、お店、お客様の雰囲気がとてもいいように感じます。最後に、King Soopers についてです。食品雑貨販売業でアメリカ第3位の売り上げKrogerのチェーン店でコロラド州、ワイオミング州に店舗展開をしているスーパーです。(YK)

サンテのひとりごと

 アメリカのスーパーマーケットというと量がたくさんで豪快なイメージがありますね。写真のアスパラガスの売り場も良く見てみると一束が大きいです。近くにこんなスーパーがあったら楽しくて思わず買いすぎてしまいそうです。ところで最後のカボチャは食用なんでしょうか?いろんな形があって面白いです。高級志向路線にしたり、徹底した価格競争を行なったりとスーパーマーケットの生き残りをかけた競争はアメリカでも激しそうです。(今井雅浩)