コラム リンゴのお話

今回はリンゴのお話です。

どうしてリンゴは年中売っているの?

リンゴリンゴは、秋に収穫される果物にも関わらず、年中スーパーマーケットに並んでいます。しかも夏でも秋に収穫されたリンゴと同じようにみずみずしくフレッシュな状態なのは、秋に収穫したリンゴを保存し冬から春を超え夏まで保存し出荷されるのです。
リンゴを長期に保存するには、CA貯蔵(Controlled Atmosphere Storage)という方法で、温度と空気成分を調整することにより、リンゴの呼吸を抑えて熟すスピードを遅らせます。温度は、常温で10日置いたのと同じ熟度状態になるのに、0℃で低温貯蔵すると10倍の100日に延びます。さらに酸素濃度を下げ、二酸化炭素の濃度を適切に管理するとさらに2倍に延び、食べごろの期間が200日延び、夏にもみずみずしいリンゴを食べることができるのです。
家庭でリンゴを保存するときは、ポリエチレンの袋に入れ冷蔵庫で保存します。

みかん・バナナは常温でリンゴは冷やすと美味しい

果物には、ブドウ糖や果糖、ショ糖などが含まれますが、リンゴには果糖が多く含まれています。果糖が多いのはリンゴのほか、ブドウやナシ、スイカ等があります。果糖の特徴は、温度によって甘みの感じ方が変わり、温度が低いほど甘くなります。だから、バナナやミカンは常温でリンゴなど果糖が多い果物は冷蔵庫で保やして食べると美味しくなるのです。

 

(Imai Masahiro)